この家族、皆なんとなく絵が上手い 父、どこから描いてるの?と連想しながら 出来上がっていく。あー犬ね。 母、特徴を掴んで描くらしい。時にはリアルすぎ、 下手ウマ、時にステキ。出来栄えは不安定。 長男、幼少の頃から絵を描くのが好き。 裏紙に描いた多数の絵を保管してファイリング。 子育てに疲れた時、一枚一枚眺め癒された 小学校低学年の時 絵画教室へ通い、たくさんの絵を描いた 母の日や誕生日の手紙も、絵や漫画で メッセージをくれた。 長女、こちらも兄と同様に絵を描いた。 描く絵は可愛らしい絵。ハートや星は必須 家族、友達、動物、身の回りのもの。 クレヨンや色鉛筆でカラフルに彩りそのキャラに名前をつけ マリ クマノ(熊)、ワタナベ ガオ(ライオン) たなかララ(うさぎ)すずきももか(ねこ) どの子もウインクしてスマイル 子どもたちの絵は今も家のあちこちに飾られ、 あの頃に思いを馳せる、、、弁当を持って近所の神社へ スケッチに行ったり、絵の連想ゲームしたり。 が、絶対戻りたくない、はちゃめちゃ時代だった。 子どもたち大きくなるにつれ
着るものの大きさも大きくなり 週末は体操着やらで大洗濯の日 洗濯機に突っ込んで干す時 片袖、片脚だけ裏返ってるとほんとに面倒 ブツブツ言いながら干すのが ス ト レ ス デス。 両方裏返す 両方裏返さない 洗濯してやるから どちらかにしろ、と命令。 それでも忘れた頃に 片方裏返しのやつらが そうだ! ”出てきたよううにお戻しする” 脱水から引き出したものを 崩さないように干し 崩さないように畳み お戻しする その作業を楽しんでやっていると 干しやすい洗濯物になって 出てくるようになってしまい 母の楽しみは 一つ減った 貸家暮らしは室内で犬猫が飼えず、お世話した小動物は、インコ、ハムスター。 快適な住みかを作ろうと、エスカレートするのはいつものこと。 トンネル、階段、滑り台、ハンモック。 その生態を知らずにストレスを与えていたことも多々。 ハムスターは夜行性で子どもたちが触れ合い時は お寝んねの時間。 毎晩、遊び相手は母。じっくり観察して、模様替えしたり 掃除用のグッズを製作したり。。 ある日ハムスターは寿命を全うし裏庭にお墓を作り、 亡くなったハムちゃんを手に乗せ撫でてあげた。 棺桶を作って手紙を入れてサヨナラした。 短い時間だったけど、ご飯の当番やお掃除。 お世話することの大切さを教えてもらった。 子どもたち生まれてから、冬の遊びは雪だるま、雪合戦、そり遊び。 長男4年生、長女2年生の時にスキーに連れて行くようになった。 車で1時間もかからないところにスキー場があり シーズン券を買って毎週末通った。丸一日、スキー。 思い出はたくさんある。初日、長男はなんとか 大人のグループについて滑りを覚えた。 長女、担当、母。 ボーゲンはできたのでゆっくりゆっくり滑り降りる。 が、ターンが出来ない。横にずーと滑ったら山側に転ぶ。 上半身寝たまま足をあげ方向転換をして またずーと滑り山側に転ぶ。同じように方向転換をし滑って下りる。 ターンを教えようもんなら機嫌が悪くなる。 母、じーっとついて行く。または、先に滑って待つ。 ターンを見せればわかるかと思いつつ。 娘、全然母のことなんて見ていない。 下を向いて悲しそうに滑っては倒れ、また滑っては倒れ。。。 もう休憩する? 首を振る娘、嫌じゃないみたい。 次のスキー時、教室に入れた。 半日でぺろっとできるようになって、 午後から家族でスキーを楽しんだ。 その後何年もスキー場に通い、娘は級までとった。 11月の21日は夫婦の結婚記念日 そこから始まり年明けまではイベントが続く 結婚記念日の後はすぐにサンクスギビン 皆んなで集まっておご馳走をいただきます。 ターキーを焼いたり、ケーキを作ったり 買い物からお料理、大忙し。 12月に入ると私の誕生日がきて クリスマス、その後は夫の誕生日。 (私の方が先でよかったわ、夫への品定めが楽 笑) すぐに年末が来て年越し、お正月。そんなこんなで冬休みも終わり 学校始まるやいなや、娘の誕生日 これが終わるまで息が抜けない。。。毎年、毎年。 子どもたちが巣立った初めてのクリスマス どんなふうに迎えようか ただいま考え中。。。 6月、幼稚園の参観日
あらかじめ切り揃えてあるかたつむりのパーツを ペタペタと貼っていく作業 かたつむりをじーっと観察したこともない4歳の娘 自分のペースでさっさと貼っていく 胴体を貼って貝殻を貼って やり(?) その先っちょに目(?) 娘、迷いもなく胴体に目を貼り その上にやり。。。。 (あ===汗汗、ま、いいや)母、静観 先生が慌てて飛んできて あらららーーー べろっと剥がし貼り直す。。。 娘、もうやる気失せる 体の力が抜け くにゃくにゃになってしまった。 参観後の懇談会で 一応、言っとこ。 参観日のみんなが見ている前で 娘、傷ついたと思いますぅ。。。 世界のどこかに 胴体に直で目が付いていて その上にやりがあるかたつむりが いるかもしれないー。(シーーん) 先生は娘のことを思って、張り出した時に みんなのと違っていたらかわいそうだと思ったそう。 (違っていてもそれはそれでいいと思いましたが。。。) 町で園児たちの貼り絵の作品を見ると 一瞬見たあの ”かたつむり” を思い出してます。 息子、言葉を話すようになり要望をどんどん訴えます。 キッチンで洗い物をしている後ろで、コップを両手で抱え ”みずいる~” ”みずいる~” とやってきます。 (水いるじゃねーよ)ちゃんとお願いして!!! しばらくの間無言。。。 洗い物を続ける母。 可愛い高い声で、 ”みず、いりたいです!!!” 2歳の小さい頭で一生懸命考えたんだねー。 いくらでもみずあげるヨーーーー あわあわの手を止め たくさん水を汲んであげた夜でした。 長男、よく鼻血出す子だった。 だいぶ大きくなるまで、 どの写真も鼻に白い詰め物が入っていたり 鼻の穴がカピカピの血の残像。(北島サブさんのような) 真夜中に鼻血ブーで起こされたり、鼻血が池のようになって そのまま朝を迎えてびっくりした日も。 そんな鼻しているから耳鼻科によく通いました。 そうすると、毎回 ”鼻をいじってる”と言われます。 いじってません!でも100パーセントの立証ができない。 いじってないと思うんですが、、、。(モヤモヤ) ある回の時、息子に”絶対鼻いじるなよ!いじってないのにいじってるって 言われるのが悔しいんよ。” と話し合いをし、本当にいじってないことを主張しよう、と。 医院にて、 ”今回は本当にいじってません!” ねっ、と息子を見る。大きくうなずく息子。 でも鼻血何度も出ました、と主張。 先生はレーザーで出やすい部分の血管を焼いて処置をしてくれました。 そうな方法があったんですね。(もっと早くやってみてくれよ) それでも鼻血の状況は大して変わらず、 鼻血とともに生きる少年時代でした。 夏休み、毎年この問題。 課題がたくさん出ます。一緒にできるもの、 ってか親主導の研究系、工作、などなど。 放っておいてもたまる一方、なら楽しんでやってやろう。 とは言っても、自分で仕上げないと終わらない 課題もあり毎年困ったな。 なら作戦。8月の終盤は残った宿題の山を持って カフェに通った。 ひたすら宿題をさせる。今日の目標を終えないと帰れない。 半分できたらおやつ食べて、残りの半分に精をだす。 母も読書の時間。 人の目があるから、母も暴言(汗)吐かないし、 息子もふにゃふにゃできない。 何日か通って夏休みを終えた。 こんな夏休みの作戦が数年続き、小学校を卒業した。 6年間で前もってやり終えた年は一度もなかった。 |